東京から358㎞、伊豆諸島最南端に位置する青ヶ島。東京都にありながら、日本一人口の少ない自治体です。
想像できますか?158人で暮らす島。158人の中には建設業と漁業を兼業する人が居たり、民宿を運営しながら島の神事を守る人や、幻の焼酎を作る人、登録者数10万人のYouTuberが居ます。
近年注目を集めている青ヶ島、特徴的な二重式火山のカルデラの絶景や、満天の星、大自然の中でのんびりした島暮らしを想像するかもしれませんが、島民にとっては日々生活をしている普通の島で、夢のような暮らしではないかもしれません。
自然の中で暮らす生活はとても心地がよいけれど、海が荒れれば連絡船の欠航が続き商店がからっぽになったり、梅雨時期は長い間雲と霧に覆われ湿度は80%で憂鬱になったり…そんな中でも少ない島民と顔を合わせれば「また船が来ないねぇ」「うちのニワトリの卵いるかい?」なんて声を掛け合ったりしながら、助け合いの精神で暮らしている人が多いのが青ヶ島の暮らしの良さなのかもしれません。
絶海の孤島、断崖絶壁の荒磯、白い砂浜のビーチはありません。むきだしの自然と生きる青ヶ島。
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東京から358㎞、伊豆諸島最南端に位置する青ヶ島。東京都にありながら、日本一人口…
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